唐辛子
スモーク・パプリカ「ラ・チナータ」の製造では、3種(スイート・ビタースイート・辛口)のいずれの場合も、「ラ・ベラ」地方で農家を厳選した上、この地方の最高の唐辛子を選別しています。栽培は、真冬に苗床に苗を植え付けることから始まります。その後、5月になると十分大きくなった苗を畑に定植し、収穫まで育てていきます。使用される唐辛子は主に「ハランダ」「ハリサ」「ボラ」と呼ばれる品種です。
乾燥
唐辛子は、10月から11月にかけて赤く熟して健全できれいなものを収穫。その後、直ちに農家が農園内に併設している乾燥室に移動します。乾燥工程は伝統的な方法で行われ、セイヨウヒイラギガシまたはナラの木を薪に使用してトウガラシを乾燥させます。15日後、燻製の乾燥唐辛子が完成。
粉砕
受け入れ検査で原材料を厳選した後、粉砕工程の開始となります。まず乾燥唐辛子を洗浄し粉砕したら、一列に並んだ石臼8つで構成される粉砕システムへ移動。石臼は花崗岩の石2個を摩擦させる仕組みで、石同士で実をつぶしながら絶妙の粉末状に仕上げていきます。粉砕後、充填・包装まで最適な条件で保管されます。